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tokyo feature : December 28, 2021 @ 17:18

トーキョーシティポップス Vol.107──See you in a dreams



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2021年12月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「夢の中で会えるでしょう」です。


一年の半分以上がKJS(緊急事態宣言)だった2021年。

とはいえ、世の中的にはいろいろありましたなー、、、
ほとんど覚えていませんが(笑)。

もうすべてがぼんやり夢のなかですよ。

今年も会えなかったヒトも、
会ったけどおぼえていないヒトも、
夢のなかでお会いしましょう!というコトで、
今回は、
アナタの夢のなかで会えるBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






Deember『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.107 -See you in a dreams-』






01. 「Nepenthes(Doctoral Dub)」VIDEOTAPEMUSIC
『The Secret Dub Life of VIDEOTAPEMUSIC』


さあ、2021年のシメの選曲。
まずはコチラ!
“VIDEOTAPEMUSIC”くんの
アルバム『The Secret Life of VIDEOTAPEMUSIC』のインストダブ版、
『The Secret Dub Life of VIDEOTAPEMUSIC』から。
ちなみにタイトルのネペンテスとは、
ギリシア語で「憂い、悲しみを消す」、
悲しみや苦痛を忘れさせるもの、眠気、忘却, 心地よい夢見ごこちをもたらすもの、
という意味だそうで、
まさに眠い感じのナイスダビーサウンドからドーゾ。



02. 「繋がったミュージック -ROCK-Tee’s Stop Beats Remix-」ONEGRAM
『Random Access Music    International』


繋がったミュージック、、、
2021年は個人的にこういう年でした。
コチラは、11月3日のレコードの日にリリースされた、
レゲエバンド”ONEGRAM”の「繋がったミュージック」の”ROCK-Tee”氏によるリミックス。
オリジナルは”思い出野郎Aチーム”ですな。


03. 「マリンスノーの都市 feat. 佐々木詩織」BLUE PEPPERS
『SYMPHONY』


12月前半は20度ちかくまであってのですが、
ココにきて日本海側に大寒波到来。
大雪の情報がチラホラ。
やっとこさ冬将軍のニッポンですなー、、、というコトでコチラを。



04. 「Sweet Memories」Furukawa Sarah
『Sweet Memories』


年末の悲しいニュース。
追悼と哀悼の意を表して。



05. 「Walking In The Air」Shione Yukawa
『tide&echo』


“レイモンド・ブリッグス”の1978年の絵本「スノーマン」。
そのイギリスのアニメ版の劇中歌として”ピーター・オーティ”が歌ったアカペラを、
シンガーソングライターの”湯川潮音”がアカペラでカヴァー。
あのアニメのさびしさがジンワリ伝わってきます。



06. 「ソルレム」土岐麻子
『Twilight』


2000年代シティポップクィーン”土岐麻子”が、
約2年ぶりにリリースしたオリジナルアルバムから。
“トオミヨウ”プロデュースで、
透明感あふれる麻子ちゃんのヴォーカルと、
うつくしくメロウなエレクトリックサウンドの融合。
ゆっくりと暗くなりはじめた空をぼんやり眺めながら聴きたい、
グッドフィーリングなサウンド。



07. 「playtime / cell」Small Circle of Friends
『Cell』


“アズマ”さんと”サツキ”さんのユニット”スモサ”こと”Small Circle of Friends”が、
通算12枚目となるフルアルバムをリリース。
軽快でさわやかなトラックとはウラハラに、
この約2年の非日常的な日常をつづった本曲。
これからまたつづくストーリー、、、
ただただ響くのです。



08. 「灰空」SAKEROCK
『ホニャララ』


いろんな意味で灰色の空が広がっている世界。
2022年はスッキリ晴れてくれるといいなという思いを込めて。



09. 「What A Little Moonlight Can Do」akiko
『Rockin’ Jivin’ Swingin’』


1934年のイギリス映画『Road House』に使用された本曲を、
1935年に”ビリー・ホリディ”が歌った本曲。
ジャズシンガー”akiko”ちゃんがナイスカヴァー。
冬晴れが多かった12月。
じつはいい月の日がおおかったんですよネ。
そんな日はいろいろといたずらがおおかったのでは(笑)?
日本語題は「月光のいたずら」。



10. 「「ドーベルマン刑事」のテーマ」弘田三枝子
『エッセンシャル・ベスト』


1980年に放送されたドラマ『爆走!ドーベルマン刑事』。
“加納錠治”演じる”黒沢年男”のムチャな黒バイデカがヤバすぎた。
そんな番組のテーマ曲。
超ファンキーなサウンドがかっこよすぎなのです。



11. 「あまく危険な香り」矢舟テツロー
『あまく危険な香り / 透明なひとときを』


“ヤマタツ”こと”山下達郎”さんの説明不要の名曲を、
いい声ジャズメン、”ヤフヤフ”こと”矢舟テツロー”くんがナイスカヴァー。
コチラは2010年にリリースされた”はせはじむ”さんプロデュース版ではなく、
約10年の時を超えて、
小西康陽さんプロデュースで、
ジャズカルテットアレンジでセルフカヴァー。
ちょっと落ちついたオトナの声に変わった”ヤフヤフ”の再録バージョンなのです。



12. 「Let’s Stay Together」CAT BOYS feat. Yuima Enya & Shun Shun
『パラシューター / レッツ・ステイ・トゥギャザー    』


ナイスな”CAT BOYS”が、
“アル・グリーン”の大名曲を日本語でカヴァー。
いや、コレがホントにナイスなんです。



13. 「夢の中で会えるでしょう」高野 寛
『Sorrow and Smile』


もう説明不要の名曲中の名曲。
キングトーンズへの提供曲をセルフカヴァーした高野寛バージョン。
そんなワケで、みなさんとも夢の中で会えるでしょうというコトで。



※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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