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tokyo feature : April 28, 2022 @ 18:33

トーキョーシティポップス Vol.111──Good TIME



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2022年4月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「いい時間」です。


それにしても、戦争、コロナッチ、円安、経済摩擦、事故と、
さまざまなメディアを見ても、
ホントに良いニュースのない2022年4月ですねー。。。

ナンなんでしょうかね。

まあ、そんなニュースに振り回されて、
イヤな気分を大爆発させていても仕方がありませんので、
すべてに対してイロイロとアンチなワタクシは、
こんな時こそ「いい時間」を感じられる選曲で行こうかなと。


というコトで、
今回は、戦争中だろうが、パンデミック中だろうが、いい時間を感じられる選曲です。

アナタにとっていい時間になっていただければ、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






April『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.111 -Good TIME-』






01. 「SPARKLE(HALFBY innn HAWAII EDIT)」Greenwood
『SPARKLE(HALFBY innn HAWAII EDIT)』


まあ新年度のスタートということで景気のいいのを一発。
ハワイのAORバンド”Greenwood”による
“山下達郎”カバー「SPARKLE」の”HALFBY”によるリミックス。
サウンド的には夏本番!だけど、
開放感がたまらないのですよ。
この閉塞感溢れる世界で解放的ないい時間をドーゾ。



02. 「Hit And Run」WACK WACK RHYTHM BAND
『Xx Classics』


“WACK WACK RHYTHM BAND”のディスコ感満載で、
ハッピーでヤッピーなグルーヴを。



03. 「Run and Run(Vinyl Edit)」Small Circle of Friends
『S.C.O.F.7inchVinyl2013』


アズマさんとサツキさんのふたりユニット”Small Circle of Friends”。
彼らの2013年の7インチから。
この疾走感あふれるビートに、
思わず並走してしまいます。



04. 「Spiral」ケンネル青木
『CHAPTER 2』


スティールパン奏者、”ケンネル青木”さんによるソロアルバム『CHAPTER 2』から。
かなり実験的な乱痴気ビートに、
スティールパンの音色が心地よいのです。



05. 「Tokyo State Of Mind」Kan Sano
『Tokyo State Of Mind』


孤高のトラックメーカー”Kan Sano”が、
2022年4月27日にリリースしたばかりのアルバム『Tokyo State Of Mind』から、
リード曲の「Tokyo State Of Mind」を。
ナイスミドルなテンポのライトグルーヴにグッドメロディ。
この雰囲気、
まさにトーキョー感ですな。



06. 「You Are Right」イハラカンタロウ
『You Are Right – Single』


若き異才、”イハラカンタロウ”のシングル「You Are Right」。
ライトメロウ感といい、
アーヴァンサウンドの決定盤。



07. 「ナイトダイバー」LUCKY TAPES
『ナイトダイバー』


“LUCKY TAPES”が放った不滅のアーヴァングルーヴ。
まずはその耳でいい時間を感じてください。



08. 「V.C.F.(Space Dub)」nicely nice
『The adventures of nicely nice』


“マイクロスター”の”佐藤清喜”によるソロプロジェクト”nicely nice”。
趣味の電子音楽をコツコツと作っているというプロジェクトで、
グラフィックデザイナーの”比留間雅夫”と”市村文夫氏”による、
テクノポップ・ユニット”テストパターン”に憧れているとか。
このデジタルレゲエなダビーサウンドが、
ホントに気持ち良かったりします。



09. 「優しくしないで’94」MGF
『Float in the Dark』


個人的に”いい時間”といえば、
レコードに針を落としたときの、
あのプツプツ音だったりします。
デジタルダビーからのアナログダビー、そしてスクラッチと、
“nicely nice”からちょっと間が開いているので、
ミックスミスかと思われがちですが、
レコードに針を落としたときのあのプツプツ音をどうしても入れたかったのです。
その流れで”MGF”の「優しくしないで’94」。
いい時間をドーゾ。



10. 「Good News」Shuta Hasunuma & U-zhaan
『Good News』


タブラ奏者の”U-zhaan”と、
音楽家の”Shuta Hasunuma”による異色なユニット。
究極のオリエンタリズムなサウンドで、
サウンドジャーニーをお楽しみあれ!



11. 「いい時間」鴨田潤
『いい時間』


今回のタイトル曲はコチラです。
“EVISBEATS”の「いい時間」。
その作者の”イルリメ”こと”鴨田潤”バージョン。
ヴォーカルは、アッコちゃんこと”矢野顕子”ですな。
んー、、、いい時間!



12. 「胸の振子」八代亜紀
『Mr. SOMETHING BLUE ~Aki’s Jazzy Selection~』


昭和を代表する音楽家”服部良一”の代表作「胸の振子」を、
“八代亜紀”がジャジーにカヴァー。
ホントにいい時間。



※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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