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Tokyo News : August 19, 2010 @ 14:05

タップダンス × オーケストラ = 革命──『REVOLUCIÓN』


日野皓正やDJ クラッシュ、ハナレグミなどさまざまなアーティストとのコラボレーションや、MIHARA YASUHIROなどのショーの音楽をTAPの音で演出するなど、さまざまな革新的なことに挑んできたTAP界の異端児 熊谷和徳が、こんどは東京フィルハーモニー交響楽団に挑む。


タップダンスといえば、「ショッチュ!」でお馴染みのグレゴリー・ハインズが思い浮かぶが、ショーにおいては欠かすことのできないコンテンツのひとつだ。


ビックバンドジャズや音楽バンドとのセッション、またはソロでのパフォーマンスなどは数多く存在するのだが、オーケストラとのコラボレーションは今回が日本初、いや世界初ともいえる!


また今回、東京フィルハーモニー交響楽団の指揮をとるのが、指揮者として世界的に活躍し、ダンスや様々な分野のアーティストとのコラボレーションも行っているクラシック界の異端児 中川賢一。


さらに音楽監修と編曲、ピアノには、多種多様な音楽的造詣に深く、先日の畠山美由紀とのコラボレーションも記憶にあたらしい、音楽界の異端児 中島ノブユキ。


この3人の異端児たちが、性格も、成り立ちさえもまったくことなるタップダンスとクラシック音楽の融合という、まさに「革命(Revolucion)」的なステージの創造に挑む。


その日、あなたは歴史的瞬間の証人となるだろう。






2010年8月31日(火)

PARCO presents
熊谷和徳 × 東京フィルハーモニー交響楽団
KAZ meets Tokyo Philharmonic Orchestra
~REVOL
UCIÓN~




出演:
熊谷和徳(TAP)
中川賢一(指揮)
中島ノブユキ(音楽監修・編曲・ピアノ)
東京フィルハーモニー交響楽団


開場 / 開演:19:00 / 19:30

入場料:SS席 8,500円/ S席 6,500円/ A席 4,000円(全席指定・税込)

会場:東京オペラシティコンサートホール
http://www.operacity.jp/concert/


お問い合せ:サンライズプロモーション東京
TEL.0570-00-3337(10:00-19:00)

制作協力:ソニー・ミュージックアーティスツ/ナチュライズマネージメント/プロ・アルテ・ムジケ/アーツ・エンタテインメント

スタッフ:
舞台監督 大澤裕/照明 山口暁/音響 大野美由紀/宣伝美術 牧野太郎・金森理恵/宣伝写真 森山将人/スタイリスト 丸本達彦

衣裳協力:Iroquoi・INDUSTIRAL CATEGORY・suzuki takayuki・Davit MEURSAULT

宣伝:ディップス・プラネット

企画製作:(株)パルコ


チケット:
・東京オペラシティチケットセンター:03-5353-9999
・チケットぴあ:
0570-02-9999(P コード:102-340)
http://pia.jp/t

・ローソンチケット:
0570-000-777(音声対応)
0570-084-003(L コード:30096)
0570-000-403(演劇・クラシック用オペレーター)
http://l-tike.com/

・CNプレイガイド:0570-08-9999(オペレーター)

・イープラス:http://eplus.jp/

・楽天チケット:http://ticket.rakuten.co.jp/

・JTB エンタメチケット:
JTB・JTB トラベランド・JTB 総合提携店各店舗
0570-03-0311(オペレーター)
http://www.jtb.co.jp/ticket/


オフィシャルHP:http://www.revolucion2010.info/


上演楽曲:
・ショスタコーヴィチ:交響曲第5 番『革命』
・バッハ:チェンバロ協奏曲第1 番二短調BWV.1052
・カタルーニャ民謡:鳥の歌
・デューク・エリントン:African Flower
ほか
(曲目は変更になる場合がございます)



出演者プロフィール:

・熊谷和徳



1977 年仙台市生まれ。15 歳でタップを始め、19 歳で渡米。
NYU心理学科に通いながら、ブロードウェイのショウ「NOISE/FUNK」の養成学校でプロフェッショナルなトレーニングを受ける。惜しくもビザの関係で出演は果たせなかったが、同時期グレゴリー・ハインズに出会い絶賛される。その後NYの地下鉄、ストリートからニッティングファクトリーのようなジャズクラブまで独自の活動を広げ、NYタップフェスに9年連続出演。NYタイムス等にも度々取り上げられ、VILLAGE VOICE 誌では“日本のグレゴリー・ハインズ”と評された。
2006 年、米ダンスマガジンにおいて“観るべきダンサー25 人”のうちの一人に選ばれる。
現在ではNY と日本を二大拠点とし、日本では日野皓正、coba、上原ひろみ、金森穣、ハナレグミ、DJ クラッシュらとの革命的セッションを提示。ソロ公演では青山円形劇場、シアターコクーン、東京国際フォーラ
ムを即日SOLD OUT。2006 年にはMIHARA YASUHIRO ミラノコレクションの音楽をすべてTAP の音で演出。2007 年から2009 年にかけては、タップのルーツであるアフリカ・セネガル、パリ、ドイツなどに活動の場を広げる。
東京に自身のスタジオをもち、後進の育成KAZ TAP COMPANY として日本全国でのワークショップを行い、TAP の未来を切り開いている。その独自のタップは唯一無二のアートとして、さらに進化している。


・中川賢一



ピアニスト/指揮者
桐朋学園大学でピアノと指揮を学び、卒業後、ベルギーのアントワープ音楽院ピアノ科首席修了。1997 年オランダのガウデアムス国際現代音楽コンクール第3 位。1998 年に帰国後、ソロ、室内楽、指揮で幅広く活躍。NHK-FM 多数出演、新作初演も多い。
サントリーサマーフェスティヴァル、東京の夏音楽祭、武生国際音楽祭に度々出演。現代音楽アンサンブル「アンサンブル・ノマド」のピアニスト、指揮者。夏木マリの「印象派」シリーズ連続出演や、故・頼近美津子、伊藤ひろ子、平野文らとの朗読と音楽など、他分野とのコラボレーションも活発。「Just Composed in Yokohama 2003」、2004 年「超難解音楽祭」(仙台)音楽監督・プロデュースなども行う。
東京室内歌劇場においてF.グラス作曲「流刑地にて」、P.ヒンデミット作曲「往きと帰り」、M.ナイマン作曲「妻を帽子と間違えた男」などの現代オペラを指揮するほか、芥川也寸志作曲のオペラ「ヒロシマのオルフェ」では広島交響楽団と共演。東京フィルハーモニー交響楽団では「ドクトル中川」の名前で、様々な曲のアナリーゼを展開するなどユニークな活動を行う。お茶の水女子大学、桐朋学園大学非常勤講師。2001 年度
宮城県芸術選奨新人賞受賞。


・中島ノブユキ



音楽家/ピアニスト
東京とパリで作曲法/管弦楽法を学ぶ。様々な音楽の影響を受け1995 年より活動をスタート。ピアニストとしては勿論の事、時に作編曲家として多種多様な音楽的造詣に根ざしたエレガントかつスリリングなアンサンブルを構築することに定評がある。
自身でも「エテパルマ~夏の印象~」(2006 年)「パッサカイユ/PASSACAILLE」(2007 年)と2 枚のソロアルバムをEWE より発表。また映画「人間失格」(2010 年2 月公開)にて音楽を担当。OST「人間失格“THE FALLEN ANGEL”」もユニバーサルミュージックよりリリースされる。そのエスタブリッシュされたコンポジション/アレンジメントの数々は映画音楽界に新風を吹き込む存在として大きな期待を集めている。
自身のライフワークである「24 のプレリュードとフーガ」は全曲完成(書き下ろし)を目指し鋭意進行中。日本大学芸術学部にて後進の指導にも当たっている。主な参加作品に菊地成孔「記憶喪失学」「野生の思考」「南米のエリザベス・テーラー」ほか(作/編曲)、UA×菊地成孔「cure jazz」(編曲/演奏)、ゴンチチ「VSOD」「我流一筋」(サウンドプロデュース)、高木正勝「Private/Public」(ストリングス編曲)、畠山美由紀アルバム/ツアー(編曲/演奏)のほか、半野喜弘、ハナレグミ、エゴラッピンらの作品から即興音楽、CF 音楽に至るまで様々な音楽フィールドに携わり続けている。

 

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