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tokyo feature : March 30, 2023 @ 18:14

トーキョーシティポップス Vol.122──HARU,HARU,SPRING…



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2023年3月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「春、ハル、HARU…」です。


いろいろと落ちつきはじめ、
ナンだかやっといろんな意味で冬の時代が終わってハルが来たような気がしますよね。

世の中的にも、気分的にも、春の時代の到来ですな。


そんなワケで、
まだまだ悲しかったり、暗いニュースは盛りだくさんですが、アナタにとってハルを感じる選曲となっていただければ、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






March『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.122 –HARU,HARU,SPRING…-』






01. 「Sakura」BE THE VOICE
『Groundscape』


彼らの2009年にリリースされたアルバム『Groundscape』から。
やっぱ和田さんの声、いいわー!ってコトで、
今回は、春っぽい、いや春そのもののこの曲から。



02. 「あいたいと思えば」キミーゴ a.k.a qimygo
『あいたいと思えば/ABATINA』


フィメールなレゲエシンガー、キミーゴ a.k.a qimygoによる、
2022年にリリースしたオリジナル楽曲「あいたいと思えば」。
アフロビーツ調のナイスなダンスチューンながら、
切ないオンナゴコロの歌詞が、
いい意味でアオっぽい感じがして、
とてもピュアな気持ちになった気が。。。



03. 「SakuraChill」Haioka
『SHIBUYA OIRAN warm up music』


渋谷にある隠れ家的音楽基地、バー「花魁」。
「花魁」のプロデューサーで、DJや作詞家としても活躍している
“ヴィーナス カワムラユキ”さんがコンパイルして、
2014年にリリースしたコンピ『SHIBUYA OIRAN warm up music』から。
“Haioka”こと”灰岡慎太郎”の「SakuraChill」。
琴の音っぽいオリエンタルなエレクトリックサウンドが、
ナンともチルですばらしいのです。



04. 「熱海」Hi, how are you?
『熱海へ行くつもりじゃなかった』


“VIDEOTAPEMUSIC”くんとの熱海をコンセプトにしたスプリット7インチから。
“原田晃行”による”Hi, how are you?”。
ユル〜い、いや!むしろヌル〜い、
ポカポカ陽気の春の日に聴きたくなっちゃうグッドアタミックサウンド。



05. 「トンローのワルツ (Waltz of Thong Lo)」saigenji
『Compass』


ラテンなミュージック男、”Saigenji”による、
ナイスでサウダージなギターインスト曲。
歌の良いけど、演奏も良い。
打つのも良いけど、守るのも良い的な、
まさにマルチプレーヤー。
それにしても、
人生はメリーゴーランドなんだなーと、
いや!「人生のメリーゴーランド」的な雰囲気に、
思わずシンミリ。
季節の変わり目、人生の節目に聴いちゃう、
効いちゃうアレです。



06. 「High Speed Brew」Silent Jazz Case Feat. 木村イオリ
『Silent Jazz Case』


トランペット、フルート奏者でプロデューサーの”島裕介”が主宰するプロジェクト。
コチラは2010年にリリースした、記念すべきファーストアルバムから。
ピアノに最近注目の”木村イオリ”をフィーチャーした高速ジャズ。



07. 「Mister D」Shuta Hasunuma & U-zhaan
『Good News』



音楽家の”Shuta Hasunuma”とタブラ奏者の”U-zhaan”による、
それはもうナイスなチルテクノグルーヴ。
この気持ち良さ、春の陽気感があっていいのです。



08. 「Dub Star」SILENT POETS
『ANOTHER TRIP from SUN』


DJ/デザイナーの”下田法晴”さんによるソロプロジェクト”SILENT POETS”。
コチラは前作の『SUN』を解体し、
再構築したもので、
ダブをコンセプトに制作。
春はやはりダブ、というかチルが似合う。



09. 「おおきいあい」yanokami
『yanokami』


アッコちゃんこと”矢野顕子”さんと、
音楽家”レイ・ハラカミ”によるスペシャルユニット”yanokami”。
エレクトロダブ感が気持ち良すぎ。
しかし、ハラカミさんが亡くなってから約12年かー、、、
早いなー。



10. 「Shine」橋本芳
『Shine』


ピアニスト”橋本芳”による
オーソドックスなピアノジャズ。
流れるようなピアノが本当に気持ちいいのですよ。



11. 「Haru no Umi」Yogee New Waves
『A.Y.A e.p』


“Yogee New Waves”による2023年3月22日にリリースされたばかりのニューE.P。
角館くんのノビのあるナイスなヴォーカルがすばらしい。
まさに春に聴きたい一曲。



12. 「風は私を誘う、そして君を優しく包むだろう」yashka
『hotel new continental』


ヴォーカルの”ヨシカ”があらたに結成した6人組バンド”yashka”による、
2014年にリリースした1stアルバムから。
楽団的なサウンドに、
“ヨシカ”の春を感じさせる歌がまたいい。



13. 「Wonderful tomorrow」DJ HASEBE
『Wonderful tomorrow』


“DJ HASEBE”氏によるグッドチルトラック。
ボーッとナニも考えずに聴く、
というか、これをBGMにただただボーっとしていたい。



14. 「あの素晴しい味をもう一度」DJみそしるとMCごはん
『ジャスタジスイ』


春は別れの季節。
いつものあの味を残念ながら食べれなくなったりしますよね。
ナンかイロイロと思い出すけれど、
一番はあの味だったりします。
そんな意味も含めて、
“DJみそしるとMCごはん”のふたりによる、
あの味を思い出すナイスなアジサウンドをドーゾ。



15. 「LOVE SPACE」flex life
『都会とエイリアンズ』


“青木里枝”と”大倉健”による”flex life”。
彼らが2022年にリリースしたカヴァーアルバムから、
文句なしのこの曲を。




※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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