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tokyo feature : April 29, 2023 @ 18:41

トーキョーシティポップス Vol.123──HALmageddon



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけたのしくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2023年4月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「HALmageddon」です。


春マゲドン、ハルマゲドン、アルマゲドン、、、最近はめっぽう聞かなくなりましたが、一時期は鬼の首を取ったのか!!??っつーくらい、ダレもがムダに口ばしった、口ずさんだあのコトバですな。


今回は、ハルを”春”と”HAL”に文字って、これからはじまるだろうAI革命?人間 VS AIの戦い??が切って落とされる23年の春というコトで、これが終わりはじまりとなるのか、はじまりのおわりとなるのか。。。

生きのこるのはドッチだ?的な。


まあ、ココまで言っておいて、特に深い意味もなく、それほど重いテーマでもないのでナンですがね(笑)。


まあ、いろんな意味で革命感あふれる現状を、おだやかに艶やかに、そして爽やかに、アナタにとって春を感じる選曲となっていただければ、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






April『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.123 –HALmageddon-』






01. 「SPARKLE」ジャンク フジヤマ
『SPARKLE』


23年4月の一発目は、
泣く子もダマル、
ジャンクによるヤマタツの極上カヴァーから。
さあ、泣いても笑っても、
新年度のはじまりまじまりー!



02. 「春マゲドン」スチャダラパー
『シン・スチャダラ大作戦』


我らが”スチャダラパー”パイセンがたによる、
愛と真実のラップ&ピース!
今回のテーマ曲ですな。
そういえば、
最近、ナンちゃらドンってハナシ、、、
すっかり話題にものぼらず、
聞かなくなっちゃいましたねー。
もしかして、
いまがそのナンちゃらドンそのものなのかも。。。



03. 「誰もいないsea feat. YONA YONA WEEKENDERS」DJ HASEBE
『HONEY meets ISLAND CAFE -NO SURF, NO LIFE.-』


湘南は七里ガ浜にあるドライブインカフェ「Pacific DRIVE-IN」と、
“DJ HASEBE”によるコラボレーションミックスシリーズから。
“YONA YONA WEEKENDERS”をフィーチャリングした、
ナイスなシティグルーヴ。
春の海って、、、ダレもいないワケで、
ひとりでぼんやり砂浜にいると自殺するヒトに見られるワケで。。。



04. 「かくれんぼ」かせきさいだぁ
『はっぴいえんど CITY COVER BOOK』


“はっぴいえんど”の名曲を、
さまざまなアーティストがカヴァーした『はっぴいえんど CITY COVER BOOK』。
1970年の名盤、通称”ゆでめん”に収録されている「かくれんぼ」を、
シティポップダイナマイト”かせきさいだぁ”と”ハグトーンズ”がグッドカヴァー。



05. 「どれみれげえ」ハナレグミ
『hana-uta』


“ハナレグミ”こと永積くんのユルユル感がたまらなさすぎ!
ガッチガッチの曲ももちろん好きなんですけれど、
ここ数年はユルユッルな方がいいんですよねー。
というコトで。



06. 「君をさがしに」蠣崎未来
『路傍の唄』


シンガーソングライターの”蠣崎未来(かきざきみく)”さんが、
2018年にリリースしたアルバムから。
彼女の声と、
逆にくもった感じの録音が、
なんともココロに沁みます。



07. 「AMAI」Furukawa Sarah
『THE RANDOM BIRD』


新世代のアシッドフォークアーティスト、
“Furukawa Sarah”。
アンニュイなヴォイスながら、
荒っぽい雰囲気のギタートラック。
AMAI、あまい、甘い、、、甘いんでしょーねー。




08. 「あたしだって幸せになりたい(A Visitor At the Night)」モッチェ永井
『MOCCHE NAGAI』


ギター1本の弾き語りブルースシンガー、”モッチェ永井”。
夕方の喫茶店。
斜め向かい側で、
おそらく別れ話をしている妙齢のカップル。
女性が目に涙を浮かべながら、
ときどきハンカチで涙を拭う、、、
そんな情景をうっかり思い浮かべちゃう、
ちょっと悲しくてセツナイ。
そんな”モッチェ永井”の世界。



09. 「ゴリラ」夏木マリ
『GORILLA』


“小西康陽”プロデュースの”夏木マリ”シリーズから。
“ジェイムス・テイラー”の名曲を日本語カヴァー。
ジャズなサウンド、
そして”夏木マリ”さんのヴォーカル、
ともにオシャレ感がたまらんのですよ。



10. 「Beautiful Smile ~”Pianoman” ver.~」YoYo the “Pianoman”
『Beautiful Smile ~”Pianoman” ver.~』


“YoYo(SOFFet)”によるピアノジャズライブプロジェクトが、この”ピアノマン”。
スウィングするピアノがホントにすばらしいです。



11. 「Photo爺ィ」吾妻光良 & The Swinging Boppers
『Scheduled by the Budget』


もう説明不要の”吾妻光良 & The Swinging Boppers”。
コミック感がホントにすばらしい、
昭和なビッグバンドですよね。
アッシもPhoto爺ィになりたいw!



12. 「君のようになりたい」Little Glee Monster
『私らしく生きてみたい/君のようになりたい (Special Edition)』


Photo爺ィになりたい!という意味もあり。
“Little Glee Monster”って、
個人的には知らなかったのですが、
この英語バージョンも良いのですが、
日本語バージョンのコチラも秀逸!
ディズニー映画『ジャングル・ブック』とのコラボ曲ですが、
もちろん元曲が良いといえばそれまでなんですけれど、
ナンというか、彼女らの声には力強さを感じるんですよね。
そもそも歌がうま過ぎなんですけれどね。
春に聴きたい!
そんなグッドソングなんです。



13. 「パノラマ」ミドリのマル
『SUN』


ドラムの”ミッちゃん”と、キーボードの”Nika”さんのふたりユニット。
パノラマ感がハンパない「パノラマ」を。



14. 「Unforgettable Things Swing」加藤千晶とガッタントンリズム
『HEP-HICK JOURNAL』


個人的に超オススメ楽団”加藤千晶とガッタントンリズム”の、
4年ぶり6枚目となるアルバムから。
このスウィング具合がホントにたまらない!
思わず、歌って踊っちゃう、グッドヴァイヴス。



15. 「Starlight Serenade」LITTLE TEMPO
『LOVE MAX』


泣く子も黙る、トロピカルバンド”LITTLE TEMPO”が、
2022年にうっかりリリースしちまったアルバム『LOVE MAX』から。
まったり、ゆったりのアーヴァントロピカル。
これくらいのユルさがホントに気持ちいいんですよね。





※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


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