Interview : October 21, 2010 @ 13:20
ACOインタビュー 『ACOの現在進行形(後編)』
シンガーソングライターのACOが、まさに彼女の”いま”を表しているアルバム『devil’s hands』をリリース。
今回のアルバムについてのお話を中心に、彼女の”いま”について、いろいろとお話をお訊きしたインタビューの最終回。
(歌詞の話のつづき)
あと、本も読まなくなりましたね、最近。
昔はけっこう読んでいたんですけれど。
もう、面倒くさい!みたいな感じなってしまって。。。
─どういう本を読まれていたんですか?
20歳くらいのときは、難しい本を読んだりしていましたよ。
もう忘れちゃいましたけれどね。
小説を読むのは苦手なんです。
最後のページを先に読むみたいな(笑)。
─結果を先に読んじゃうんですね(笑)。
そうそう(笑)!
─そうするとエッセイとかを読まれるんですか?
そうですね、あとは詩集とか。
でも、ワケの分からないことを書いていたりもするので、、、「難しいことはもういい!」ってなっちゃう感じです、最近は(笑)。
─ははは(笑)。
そういえば、週刊誌で「音楽をやっていると精神的に不安定になる」という記事があったんです。音楽をやっている人は、おかしくなる確立が高いんですって。何がそうさせるのかは、分からないらしいんですけれど。だから、すこし肩のチカラを抜いているくらいの方がいいんですよ。
─追求しちゃうと、というところなんでしょうかね。
詩人とかも変態が多いじゃないですか?
読んでいて、意味が分からないでしょ。分かった試しが一回もないから。
(アレン・)ギンズバーグとかも読んでも、「で?」みたいな感じですよ。
だから、最近はシャットアウトしていて、写真集を見ている方がまだ楽かな。
言葉はすごく限定されますからね。
─まあ、言葉の選び方は難しいですよね。
ライターさんも大変ですよね。
─コラムは大変だと思いますけれどね。
インタビューは、その人の考えを聞き出す方が苦労しますよ。
でも、それを文面に起こすのがスゴく大変な作業だなと思いますけれどね。
本は読まれますか?
─じつはあまり本は読まないんです。好きな人の文章は読むんですけれど。
ボクらは言葉ですが、音楽の人もやっていることはおなじなんじゃないですかね。
ミュージシャンの方がいい加減な感じだと思います(笑)。
でも、人によるのかなー。
─今回のメンバーは、どんな人たちなんですか?
メンバーはレコーディングもやってもらった方がおおいので、リハーサルをやるときも楽ですよ。
あまり説明しなくても分かってもらえるんです。
─会話が合うという感じですか?
あまり真面目に音楽の話をしているときがないんです。
ドラえもんの話をしていたり。。。
─ドラえもん(笑)!?
ドラえもんの何の話をされているんですか?
面白い写真があって、「コイツは天才だ!」って話しになって。。。
(携帯に保存された写真を見せる)ジャイ子をココまで完コピ出来る人はいないですよね(笑)。
─コレ、すごくないですか(笑)!?
でしょ!
「すごくない!?」みたいな話しをしながらレコーディングをするんです(笑)。
─でも、それで「せいの!」で出来るというのは、やはり何かしらの分かり合った感みたいな部分があるんでしょうね。
そうですね。
─今回のメンバーはどのくらいご一緒なんですか?
いちばん古いのはドラムの岩城(智和)くん。もともと一緒にバンドをやっていて、いまもやってもらっているんです。鍵盤の河野伸さんもけっこう古いかな。『バラ色の世界』というアルバムをプロデュースしていただいた方なんですけれど、彼はデビューのときからずっとやっていただいている方なんです。
─メンバーはどうやって知り合われたのですか?
岩ちゃんは私が頼んで、(中尾)憲太郎くんはいまのマネージャーからの紹介。
名越さんはもう「わたしがやりたい!」って言って、やらせていただいている方です。
─それは、なぜですか?
ファンだったんです。
スゴくセンスがいいんですよね。
ちょっとしたフレーズを弾いたりとかしている時とか、ホントにセンスがいいなと思うんですよ。
服のセンスもいいし、いちいちオシャレというか(笑)。
─小ワザを決めてくる感じなんですか?
本人は自然にやられているんでしょうけれど、勉強になるなーって(笑)。
年齢が一回り上なんですよ。なのに、スゴくオシャレ。
あんな年の取り方ができたら最高だよね!って思います。
髪の毛もツヤッツヤだし(笑)。
─ははは(笑)。
ACOさん的には、今後どういう風に音楽的なプロジェクトを進めていきたいですか?
音楽的なプロジェクトというよりは、若い世代の人に聴いてもらいたいですね。
25歳以下の人って、たぶん私のこと知らないと思うので。
─そこにアプローチするためのプランはあるんですか?
どうしたらいいんでしょうね、逆に聞きたいんです。
109ですかね?やっぱり(笑)。
─ははは(笑)。まあ分かりやすいアイコンですよね、109は。
それに、、、若い子が何して遊んでいるのかも分からないですから。
─彼らも自分らの若い頃と一緒だと思うんです。
新しいことを取り入れていきたいという、何かしらの渇望というか、欲求みたいなものは絶対あるので、
そこがピッタリ合うような場所があればいいんですけれど。。。109の前でライブをやればいいのかどうかは、分からないですけれど。
なんかそういう分かりやすいポイントがあればいいんですけれどね。
若い子はゴージャスだから、キラキラしたものが好きですよね。
─『東京ガールズコレクション』とかが、あれだけ盛り上がっているのはそういうことなんでしょうね。
あ!ガールズコレクションとかいいんじゃないですかね?
ガールズじゃないですけれどいいですかね(笑)。
─大丈夫じゃないですか(笑)。
超適当ですね(笑)。
ちょっと、私もいろいろと話を聞いた方がいいですよね。
一番年下の知り合いで24か25で、それってそんな若くないですから。
だから、、、10代だな。何考えているんだろなー。
─ぜひ、若い子にも今回のアルバムを聴いていただきましょう!
今日はありがとうございました。
ありがとうございましたー。
( 『ACOの現在進行形』おわり)
ACO
『devil’s hands』

レーベル:AWDR/LR2(DDCB-12030)
価格:¥2,200(税込)
発売日:2010年10月6日
>>>レビューはコチラ
□ACOライブ情報
2010年11月14日 @渋谷O-east
・ワンマンライブ公演概要
2010年12月23日
ACO devil’s hands release live “our hair style”
@Shibuya WWW
OPEN/START:18:00/18:30
ENTRANCE(avd/ door):¥4,500/¥5,000
Information:Shibuya WWW
URL:http://www-shibuya.jp/index.html
MAIL:info@www-shibuya.jp
ACO プロフィール

(Photo by Sebastian Mayer)
1995年、シングル「不安なの」でデビュー。
1996年、ファースト・アルバム『Kittenish Love』を発表。
1999 年、ドラマ主題歌にもなった「悦びに咲く花」(砂原良徳と共作)を収録した4thアルバム『absolute ego』を発表、このアルバムはDragon Ashの「Grateful Days」にACOが参加したタイミングとも重なり、大ヒットを記録、一躍トップアーティストとしての地位を確立した。その後、mum、Adrian Sherwood、岸田繁(くるり)をはじめとする国内外の様々な才能とのコラボレーションを行い、バンド「golden pink arrow」も始動。ポップさと先進性を兼ね備えた個性的なアーティストとして大きな存在感を示した。また、女性からファッション・アイコンとしても人気 が高く、そのオリジナルな存在は音楽以外でも注目を集めている。
2007年末、数年のソロ活動休止を経て、再び活動をスタート。
2009年、ソロ楽曲の制作に取りかかり、デジタルオンリーで数曲を発表。
2010年、4月に久々のワンマン・ライヴを渋谷クアトロで行い、会場に入りきれない程のファンがかけつける。
10月には4年半ぶりのニューアルバム『devil’s hands』を発表。
特に、生まれ持った存在感抜群の歌声は、圧倒的に個性として大きな可能性を秘めている。
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