Movie Life : August 31, 2011 @ 22:58
MOVIE LIFE 066 『ピラニア 3D』
ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。
いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画と過去に見たDVDなどを中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。
(評価は5段階、☆の数で示されます)
MOVIE LIFE 066 『ピラニア 3D(原題:PIRANHA 3D)』
あの超問題作が、遂に上陸!
□ストーリー
アメリカ南西部のビクトリア湖畔の町は、今年も春休みシーズン恒例の一大イベントで盛り上がっていた。
近隣の大学生が一堂に会した船着き場では、“ウェット・Tシャツ・コンテスト”に出場する女の子たちが派手なビキニ姿で踊りまくり、ビールを煽りながらその艶姿を拝む男子たちはすっかり発情状態。
ところが、この世の楽園を地獄へと一変させる惨劇が勃発する。
折しも湖底で大規模な地割れが発生し、裂け目から数千匹ものピラニアがわき出したのだ。
おまけに最悪なことに、それは200万年前に絶滅したはずの太古のピラニアで、長年の共食い競争をしぶとく生き抜き、想像を絶する進化を遂げていた。
やがて何も知らず快楽を貪る若者たちは、飢えたモンスター・ピラニア軍団の“餌”となり、美しい湖は血に染まっていくのだった──。
□オレ意見
評価:☆☆☆☆(満点は5個)
キターー!
超がつくほどのB級パニックホラーがキターー!!
1978年に公開され、スピルバーグの『ジョーズ』につづく海もの生物パニック映画の代表的となった『ピラニア』のリメイク?いや新提案が登場。
オリジナルの『ピラニア』の監督は、”ジョー・ダンテ”。
『グレムリン2 新・種・誕・生』が一番有名かな。
この『ピラニア』が意外にも大ヒットをかましてしまったので、続編『殺人魚フライングキラー』をいまや大巨匠となってしまった”ジェームズ・キャメロン”がメガホンをとったのが大間違い。
コレが大コケという、イワクつきの作品。
今回の監督は、惨殺ホラー映画『ハイテンション』の”アレクサンドル・アジャ”。
注目は、低予算ながらも大ツブ揃いのキャスト陣。
『スタンド・バイ・ミー』のあのデブの男の子役の”ジェリー・オコンネル”、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のドク役でお馴染みの”クリストファー・ロイド”、『ジョーズ』の海洋学者マット役の”リチャード・ドレイファス”なんかはジョーズのときと同じ衣装で出演していたり、『ホステル』の監督”イーライ・ロス”がちょい役で出ているなど、意外な人が出演している、いわゆる『オースティン・パワーズ』的な感じだ。
とにかく、『惨殺』、『ヒーロー』、『お色気』というB級ホラーの”三種の神器”のすべてがつまった今作。
ちなみに『お色気』の部分は、オトコの欲望を、無駄に3Dで満たした演出で、男性諸君は要必見!
B級ホラーお得意の無駄に死に過ぎだけど、「そんなんで死なないっしょ!」と思ってはいけない、ちょっと懐かしい感じのアホアホ映画。
2011年8月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次ロードショー
『ピラニア 3D』
監督:アレクサンドル・アジャ
出演:エリザベス・シュー/ジェリー・オコンネル/アダム・スコット/ヴィング・レイムス
配給:ブロードメディア・スタジオ
公式サイト:http://www.piranha-3d.jp/
©2010 THE WEINSTEIN COMPANY LLC ALL RIGHTS RESERVED.
This entry was posted on Wednesday, August 31st, 2011 at 22:58 and is filed under Movie Life. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.