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Daily Life w/ Music : June 5, 2013 @ 13:33

FILE 173 畠山美由紀 『rain falls』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 173 畠山美由紀 『rain falls』


東北を代表する、、、いや日本を代表するボーカリスト”畠山美由紀”が、6枚目となる最新アルバム『rain falls』をリリースする。


今作は、その名のとおり「雨」がテーマ。

6月ということもあり、なんとなく季節感ピッタリ。


ちなみに今作のプロデュースは、NHKの大河ドラマ「八重の桜」のサントラを手がける”中島ノブユキ”氏。

中島さんといえば、前回の畠山さんのライブツアーの際のプロデュースもやられていたな。

本誌でのインタビューにも、おふたりでご協力いただき、とにかく笑ってばかりで、ナニを話したか覚えていない、、、ような気が。。。



さて、おススメは、「夜と雨のワルツ」。

あなたが思うよりも人生は短く
あなたが思うよりもはてしもない

コチラは歌詞の一節。
クー、なんて切ない歌詞なんだ。
バックで流れるフランスの下町っぽい曲の感じも、夏前のしとしとと降るしめった雨の感じで、とても好き。


「雨は憶えているでしょう」。
コチラは、ネエさんの初ソロアルバム『Diving into your mind』に収録された曲のセルフカヴァー。
オリジナルの方はピアノとドラムが入っているが、こちらはドラムなしのビートレスバージョンですな。
個人的にはコチラのバージョンの方が好きかも、、、自分が歳をとったからかな。


そして、「Rainy Days and Mondays」。
コレはもうダレもがご存知のハズ。
カーペンターズのカヴァーですな。
ピアノのアレンジが切なすぎ。
あと途中から流れるようにはいってくる切ないストリングス、、、もう涙ボロボロ。


さらに「雨の降る日に」。
オフコースのカヴァーやね。
このアレンジも、たまらない。
夕方、暗くなりはじめたときの雨って感じ。


このほか、雨にまつわる歌がもりだくさん。

そういえば、ネエさん、山下達郎なみに雨の曲がおおいような。。


とにかく、雨の日に、ひとりポッツリと聴きたい一枚である。





畠山美由紀
『rain falls』


価格:¥2,800(税込)
レーベル:ランブリング・レコーズ(RBCP-2683)

発売日:2013年6月5日


□トラックリスト
01.「風の栞」
02.「叶えられた願い」
03.「夏の懺悔」
04.「Même sous la pluie」
05.「光をあつめて」
06.「Rainy Days and Mondays」
07.「Prelude for the rain」
08.「夜と雨のワルツ」
09.「雨は憶えているでしょう」
10.「Daily Life」
11.「雨の降る日に」
12.「Wild Nights」


“畠山美由紀”オフィシャルサイト:http://hatakeyamamiyuki.com/


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