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ブラインドからのぞき見た世の中 : November 28, 2016 @ 18:04

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.169『んデモってやっぱりデモ』



えー、さてー、アメリカの大統領にトランプ氏が当選し、
韓国ではパク・クネ大統領がスキャンダルで検察に事情聴取、
いやもう起訴寸前になっているなど、
各国の大統領圏の国はいろんな意味でおおいに盛り上がっておりますな。


そんな中、アメリカでも、韓国でも、市民によるデモ活動が活発化しはじめてます。

かのアメリカでは、トランプ次期大統領への就任反対の抗議デモ。

韓国では、パク・クネ現大統領への退陣を求めるデモ。


いつの時代もデモによる抗議は、市民活動の基本ですな。
とにかく、ナニか不満があるならデモですよ、デモ。

デモね、そうは言ってもなかなかすぐには状況は変わらないワケですよ。
そうカモしれませんけどね、
ただ、抗議活動は「いつかは変わる!」とおもって気長にやることですかねー。
変わらないからやめてしまってはそれまでなので。

それと変わらないからといって、
急進的にモノゴトをススメてもいいコトはありませんから。


それにしても、
アメリカのトランプ大統領反対デモの方は達成はちょっと難しそうですが、
韓国のパククネ大統領退陣デモの方は、なんだか現実的になりそうですね。


先日のデモが、主催者発表で130万人に達したとか。
警察発表では27万人ですが。。。


もちろん、デモの影響だけではないのはたしかではあります。

しかし、デモ、国民の意志として大統領退陣というのが、
他国の人間であるワレワレにもつたわっているというコトは、
やはりデモのチカラではないかなーと。

コレぞ、まさにデモンストレーションなワケですよ。


それにしても、わが国ニッポンにおいては、
どうもデモに対する熱量というか、意識が低いですな。

以前もここで書いたカモですが、
おそらく、60年代安保の学生運動の過激なイメージが強いのでしょうね。

アレもプロパガンダに近いものがあるっちゃありますが。。。


もしかしたら、デモをしたところでナニも変わらない!というイメージもあるのかもです。
結局のところ、ナニをしてもダメという感じのあきらめの雰囲気になってきているのかも。

デモそれって、いちばんマズい、最悪の方向にむかっているような気もします。


ただ、今回のアメリカと韓国の件をみても、いえ、その前の香港を見たとしても、
やはりデモというのは、意思表示にはもっとも必要な手段というか、
ツールといっても過言ではないでしょう。

もちろん、デモへの参加が強制的であってはダメです。


最終的に重要なのは、自分の意見をキチンと持つ、というコトだとおもいますので。

ナニが言いたかったかというと、
デモは意思表示の手段としてとても重要だというコトなんですけれどね。


しかし、韓国とアメリカの状況。
今後の日本の状況を大きく変化させるコトは間違いないワケですから、
とにかくいまは目がはなせませんな。


今回の件、
ふたたびひとりひとりの意思表示が重要になる時代になってきたなーと、
ワタクシは感じましたが、
みなさんはどのようのに感じましたか?




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旅路 良



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