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tokyo feature : August 31, 2018 @ 16:00

トーキョーシティポップス Vol.67──Summer in Tokyo



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2018年8月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「トーキョーのナツ」です。


8月もおわりになってやっとナツらしいナツになったなー、、、とおもった矢先、
酷暑再来ですよ。

もう秋だっつーのに、トーキョー各所で40度超えの天城越え。。。

こう暑い日がつづきすぎると、アタマがオカシくなりますね、ホント。


異常気象もほどほどにしてくれないと、リアルに”地球最後の日”もマヂでちかいのカモです。


そんなこんなで、、、平成最後のナツ。

今回はオードソックスな”トーキョーのナツ”をイメージして、ココロもカラダもすずしくしてくれる、クールサウンドをおとどけします。


アナタのすずしげなBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。





August『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.67 -Summer in Tokyo-』






01. 「キッズ」ミツメ
『A Long Day』


最近、さまざまなシーンで注目されているバンド、”ミツメ”。
カレらの4枚目となるアルバムは、
バンドで演奏するコトにこだわった、渾身の作品。
ということで、バンド音源好きとしては、
やはりこの「キッズ」を選曲です。
暑い、、、というか蒸し蒸しした湿度の高すぎる暑さがヤバすぎたこのナツには、
やはりこんなネットリシットリしたメロウグルーヴがピッタリなのでは?



02. 「Pink Shadow」ブレッド & バター
『Barbecue』


永遠の湘南ボーイ”ブレバタ”が、
1974年にリリースした3rdアルバムから。
以前、シングルバージョンなるバージョン違いを紹介しましたが、
今回は、アルバムバージョンのコチラを。
ドーナッツでいうとプレーン版?
レゲエ調なビートながらも、
スッキリ都会的な雰囲気を出しているのが、
カレらのスゴいところ。
40数年経っても色あせないグッドヴァイヴス!



03. 「Night Flight Telephone Call」一十三十一 Feat. PUNPEE
『Snowbank Social Club』


先日オープンした、
ファッションデザイナー”弓削 匠”氏のレコード店「Adult Oriented Records」の
オープニング企画盤で限定リミックス7インチをリリースしていましたこの曲。
コチラは、そのオリジナルバージョン。
“一十三十一”ちゃんのスッキリクッキリなヴォーカルもさることながら、
アーバンかつシティライツなトラックの雰囲気がたまりませんな。



04. 「渚でダンス」間宮貴子
『Love Trip』


そして、「都会のいい女」的イメージの”間宮貴子”。
彼女の82年の作品から、
サイ&コーのシティグルーヴを。



05. 「Funky?」ミドリのマル
『SUN』


キーボディスト”NiKA”とドラマー”三星章紘”のユニットの”ミドリのマル”。
キーボードとドラムという、たったふたつしかない音なのに、
分厚く、ファンキーなサウンドがスバらしすぎ。
ナツは断然、これくらいのミディアムメロウなファンクがあうのです!



06. 「八月の影法師」ブルー・ペパーズ
『Retroactive』


“福田直木”と”井上薫”の音楽ユニット”ブルー・ペパーズ”。
カレらのファーストアルバムから。
うたがいようのない8月感。
暑さをわすれる、さわやか3組なブリージングルーヴを。



07. 「さざ波と影」フラッシュバックあの人
『摩天楼と、蜃気楼』


テリー&フランシスコの”テリー福山”こと”福山輝彦”と”山口洋輔”によるユニット。
ライト&メロウ感が、
ナツの火照ったココロとカラダをクールにしてくれる、
まさにクールミュージック。



08. 「トッ拍子号」加藤千晶とガッタントンリズム
『嘘つきと音楽のはじまりに』


ナツはなんとなくトッ拍子もないコトをヤリたい!
そんなヤリたがりの季節であります。
そんなヤリたがりなアナタに贈る、
お色直しの間奏的インスト(笑)。



09. 「ラストダンスは私に」ハンバートハンバート×COOL WISE MAN
『ハンバート・ワイズマン! – EP』


“越路吹雪”の大名曲を、
“ハンバートハンバート”と”COOL WISE MAN”のコラボレーションでスカカヴァー。
“佐野遊穂”さんのボーカルがすずしくてイイんですよねー。
オリジナルは、”ザ・ドリフターズ”
“荒井注”的なアレではなく、アメリカのコーラス・グループの方ね。
カレらが1960年にはなった大名曲。
リードボーカルは”ベン・E・キング”。
半世紀以上も歌いつがれているエヴァーグリーンサウンドやね。



10. 「あんせんこんせん」馬喰町バンド
『DISCOVER NEW JAPAN 民謡ニューウェーブ VOL.1』


岐阜県可児地方のわらべうた「あんせんこんせん」を、
“馬喰町バンド”がナイスなアレンジでカヴァー。
民謡には、ナツを感じるモノと、フユを感じるモノがありますが、
コチラはナツの終わりを感じるナイスグルーヴ。
レイドバック感あふれる鳴きのギターがたまらんですなー。
ジプシー感というか、、、
岐阜ですけれど。。。



11. 「昨日のような明日」モアリズム
『昨日のような明日』


もう、このヒトの声はホントすばらしい、ナカムラさん。
コレがニッポンのブルースです。
暑すぎて暑すぎて、
もう昨日なのか明日なのかすらわからない。。。



12. 「そして僕は途方に暮れる ~Live at 東京キネマ倶楽部 2003.2.23~」ハナレグミ
『hana-uta』


わからないから途方にくれちゃう、、、そんな流れで(笑)。
“ハナレグミ”こと”永積タカシ”氏による名カヴァーを。
いろいろムダに途方にくれちゃうこの季節。
まあ、ゆっくりやっていきましょうよ、暑いんだから。



13. 「夢であいましょう」井上陽水
『UNITED COVER 2』


コチラも大御所がニッポンの大名曲をカヴァー。
陽水版の「夢であいましょう」。
夜の蒸し暑さをすずしくしてくれる3曲をつづけてご紹介。
寝苦しい夜がつづきますが、みなさま、夢であいましょう。





※選曲は、基本的にアナログレコードやCD、ダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://he-althy.com)


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