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Tokyo News : December 14, 2018 @ 17:36

ついにオープン!あたらしいカルチャーの発信基地!!──「アップリンク吉祥寺」



渋谷の映画館「アップリンク」の2号店「アップリンク吉祥寺パルコ(通称:アップリンク吉祥寺)」が、「吉祥寺パルコ」の地下2階にオープンした。


構想十ウン年、、、からの、パルコ側との企画打ち合わせから約4年。。。

ついに!2018年12月14日の本日、オープンするコトとなった。


「アップリンク吉祥寺」は、5つのスクリーン、計300席からなる”ミニシアター”のミニシアター・コンプレックス(シネコン)となっている。





ちなみに、この”シネコン”スタイルは、アップリンク代表の”浅井 隆”氏が、”寺山修司”主宰の演劇グループ「天井桟敷」に在籍していた際、アムステルダム公演で体験したスペース「ミルキーウェイ」における”ひとつの場所で 同時多発的にさまざまなイベントがおこなわれるスタイル”が、この「アップリンク吉祥寺」の構想に影響を受けているそう。


そして、各スクリーンごとに”ポップ”、”レインボー”、”レッド”、”ウッド”、”ストライプ”というデザインコンセプトを設けており、それぞれのスクリーンによってまったく”イロ”がちがうつくりになっているのだ。



レッド


さらに、「田口音響研究所」開発の平面スピーカーと「パワーソフト社」のパワーアンプで超迫力のサラウンドを実現。

映画館のなかでも最重要ポイントであるシートは、「キネット社」のシートを採用し、最&高な座りゴコチ、夢ゴコチとなっている。



レインボー


上映作品は、世界の映画祭で話題の作品をはじめ、アート系作品、インディーズ作品など、現在「アップリンク渋谷」でも上映されている作品のほか、地域のヒトにもたのしめるようなファミリー向け作品も上映予定とのコト。


ちなみに、初っぱなの本日から2019月1月25日までは、過去5年にわたる名作をあつめた特集上映「見逃した映画特集 Five Years」企画を開催。


永遠のあの名作から世界の映画祭での話題作、新鋭インディー映画、体験型の絶叫&応援上映まで、もう一度スクリーンで観たい!過去5年分の見逃した映画作品を一挙上映。



『カメラを止めるな!』


2018年の超話題作『カメラを止めるな!』をはじめ、長編アニメーション『この世界の片隅に』、2017年のアカデミー賞レースを競った『ラ・ラ・ランド』。



『この世界の片隅に』


さらに、”デヴィッド・ボウイ”の命日である1月10日には『地球に落ちてきた男』を上映!

ナ、ナ、ナーント!150作超をラインナップ!!

コ、コレは、行かねば。。。


多種多様な映画を通して、観客と世界とをつなげる”窓”となる映画館をめざすという、「アップリンク吉祥寺」。

機会があってもナくとも、まずは行ってみるベシ!






「アップリンク吉祥寺パルコ(通称:アップリンク吉祥寺)」





オープン日:2018年12月14日


住所:
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1 吉祥寺パルコ地下2階
オフィシャルサイト:http://joji.uplink.co.jp
オフィシャルTwitter:https://twitter.com/uplink_joji
オフィシャルFacebook:https://www.facebook.com/uplink.joji/


共同事業者:株式会社パルコ、有限会社アップリンク
運営:有限会社アップリンク
スクリーン数:5スクリーン
座席数:計300席(最大スクリーン98席、最小スクリーン29席)
設計:アビエルタ建築・都市 北嶋祥浩



□オープニング企画

2018年12月14日-2019月1月25日
「見逃した映画特集 Five Years」






・上映作品(※年代別・五十音順)

2018年
『あみこ』(66分)監督:山中瑶子
『ウインド・リバー』(107分)監督:テイラー・シェリダン
『カランコエの花』(39分)監督:中川駿
『カメラを止めるな!』(96分)監督:上田慎一郎
『顔たち、ところどころ』(89分)監督:アニエス・ヴァルダ、JR
『勝手にふるえてろ』(117分)監督:大九明子
『ガザの美容室』(84分)監督:タルザン&アラブ・ナサール
『ガチ星』(106分)監督:江口カン
『きみの鳥はうたえる』(106分)監督:三宅唱  
『君の名前で僕を呼んで』(132分)監督:ルカ・グァダニーノ
『孤狼の血』(126分)監督:白石和彌
『恋のクレイジーロード』(18分)監督:白石晃士
『心と体と』(116分)監督:イルディコー・エニェディ
『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(151分)監督:リューベン・オストルンド
『砂漠のシモン』+『アンダルシアの犬』(46分+17分)監督: ルイス・ブニュエル      
『少女邂逅』(101分)監督:枝優花
『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(110分)監督:湯浅弘章
『娼年』(119分)監督:三浦大輔
『スパイナル・タップ』(82分)監督:ロブ・ライナー
『ストリート・オブ・ファイヤー デジタルリマスター版』(94分)監督:ウォルター・ヒル
『聖なるもの』(90分)監督:岩切一空
『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(121分)監督:ヨルゴス・ランティモス
『空飛ぶタイヤ』(120分) 監督:本木克英
『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』(123分)監督:山田洋次
『デヴィッド・リンチ:アートライフ』(88分)監督:ジョン・グエン、リック・バーンズ、オリビア・ネール・ガード=ホルム
『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』(93分)監督:ライナー・ホルツェマー
『寝ても覚めても』(119分)監督:濱口竜介
『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(130分)監督:ナタウット・プーンピリヤ
『バーフバリ 王の凱旋 完全版』(167分)監督:S・S・ラージャマウリ
『ビリディアナ』(91分)監督: ルイス・ブニュエル    
『ファントム・スレッド』(130分)監督:ポール・トーマス・アンダーソン
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』(110分)監督:ルーシー・ウォーカー
『ブリグズビー・ベア』(97分)監督:デイブ・マッカリー
『皆殺しの天使』(96分)監督:ルイス・ブニュエル  
『ゆれる人魚』(92分)監督:アグニェシュカ・スモチンスカ
『ラッキー 』(88分)監督:ジョン・キャロル・リンチ
『ラッカは静かに虐殺されている』(92分)監督:マシュー・ハイネマン
『ラ・チャナ』(86分)監督:ルツィヤ・ストイェビッチ
『ラジオ・コバニ』(69分)監督:ラベー・ドスキー
『ラスト・ワルツ』(117分)監督:マーティン・スコセッシ
『RAW~少女のめざめ~』(98分)監督:ジュリア・デュクルノー

2017年
『20センチュリー・ウーマン』(119分)監督:マイク・ミルズ
『あゝ、荒野 前篇』(157分)監督:岸善幸
『あゝ、荒野 後篇』(147分)監督:岸善幸
『いのちのはじまり:子育てが未来をつくる』(96分)監督:エステラ・ヘネル
『美しい星』(127分)監督:吉田大八
『エンドレス・ポエトリー』(128分)監督:アレハンドロ・ホドロフスキー
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(108分)監督:石井裕也
『お嬢さん』(145分)監督:パク・チャヌク
『オラファー・エリアソン 視覚と知覚』(77分)監督:ヘンリク・ルンデ、ヤコブ・イェルゲンセン
『きかんしゃトーマス とびだせ 友情の大冒険』(73分)監督:デビッド・ストーテン
『キングス・オブ・サマー』(95分)監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』(236分)監督:エドワード・ヤン    
『サーミの血』(108分)監督:アマンダ・シェーネル
『作家、本当のJ.T.リロイ』(111分)監督:ジェフ・フォイヤージーク
『シネマ狂想曲~名古屋映画館革命~』(65分)監督:樋口智彦
『人生フルーツ』(91分)監督:伏原健之
『スティールパンの惑星』(80分)監督:ジェローム・ギオ、ティエリー・テストン
『全員死刑』(98分)監督:小林勇貴
『退屈な日々にさようならを』(142分)監督:今泉力哉    
『たかが世界の終わり』(99分)監督:グザヴィエ・ドラン
『台北ストーリー』(119分)監督:エドワード・ヤン
『タレンタイム 優しい歌』(115分)監督:ヤスミン・アフマド
『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』 (85分) 監督:スティーブン・カンター
『ネオン・デーモン』(118分)監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
『花筐 HANAGATAMI』(169分)監督:大林宣彦
『バンコクナイツ』(182分)監督:富田克也
『PARKS パークス』(118分)監督:瀬田なつき
『パーティで女の子に話しかけるには』(103分)監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
『パターソン』(118分)監督:ジム・ジャームッシュ
『ひかりのたび』(91分)監督:澤田サンダー
『ブラインド・マッサージ』(115分)監督:ロウ・イエ
『ヘドローバ』(79分)監督:小林勇貴
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(137分) 監督:ケネス・ロナーガン
『ムーンライト』(111分) 監督:バリー・ジェンキンス
『ラ・ラ・ランド』(128分)監督:デイミアン・チャゼル
『リベリアの白い血』(88分)監督:福永壮志
『私が殺したリー・モーガン』(91分)監督:カスパー・コリン
『わたしは、ダニエル・ブレイク』(100分)監督:ケン・ローチ

2016年
『あやつり糸の世界』(第1部105分 第2部107分)監督:ライナー・ベルナー・ファスビンダー
『At the terrace テラスにて』(95分)監督:山内ケンジ
『アメリカン・スリープオーバー』(96分)監督: デヴィッド・ロバート・ミッチェル
『エヴォリューション』(81分)監督:ルシール・アザリロヴィック  
『オマールの壁』(97分)監督:ハニ・アブ・アサド
『オーバー・フェンス』(112分)監督:山下敦弘
『キャロル』(118分)監督:トッド・ヘインズ
『この世界の片隅に』(129分)監督:片渕須直
『シング・ストリート 未来へのうた』(106分)監督:ジョン・カーニー
『シーモアさんと、大人のための人生入門』(81分)監督:イーサン・ホーク
『蜃気楼の舟』(99分)監督:竹馬靖具
『太陽の蓋』(130分) 監督:佐藤太  
『地球に落ちて来た男』(139分)監督:ニコラス・ローグ
『チリの闘い』(263分)監督:パトリシオ・グスマン
『ディストラクション・ベイビーズ』(108分) 監督:真利子哲也
『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』 (81分) 監督:クリス・モーカーベル
『バレエ・ボーイズ』(75分)監督:ケネス・エルヴェバック
『淵に立つ』(119分)監督:深田晃司
『ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』(119分)監督:アレックス・ギブニー
『無垢の祈り』(85分)監督:亀井亨
『LISTEN リッスン』(58分)監督:牧原依里、雫境
『リップヴァンウィンクルの花嫁』(180分)監督:岩井俊二
『ロブスター』(118分)監督:ヨルゴス・ランティモス

2015年
『Mommy/マミー』(138分)監督:グザヴィエ・ドラン  
『あん』(113分)監督:河瀨直美
『エレファント・ソング』(100分)監督:シャルル・ビナメ
『神々のたそがれ』(177分)監督:アレクセイ・ゲルマン
『岸辺の旅』(128分)監督:黒沢清
『恋人たち』(140分)監督:橋口亮輔
『孤高の遠吠』(126分)監督:小林勇貴
『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』(111分)監督:スチュアート・マードック
『真珠のボタン』(82分)監督:パトリシオ・グスマン
『首相官邸の前で』(109分)監督:小熊英二
『セッション』(107分)監督:デイミアン・チャゼル
『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』(94分)監督:ステファン・ハウプト
『二重生活』(98分)監督:ロウ・イエ
『野火』(87分)監督:塚本晋也
『はじまりのうた』(104分)監督:ジョン・カーニー
『光のノスタルジア』(90分)監督:パトリシオ・グスマン
『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』(85分)監督:マーク・バートン、リチャード・スターザック
『ローリング』(93分)監督:冨永昌敬
『わたしの名前は…』(126分)監督:アニエス・トゥルブレ
『わたしたちのハァハァ』(91分)監督:松居大悟

2014年
『5つ数えれば君の夢』(85分)監督:山戸結希
『TOKYO TRIBE』(116分)監督:園子温
『VHSテープを巻き戻せ!』(91分)監督:ジョシュ・ジョンソン
『祖谷物語-おくのひと-』(169分)監督:蔦哲一朗
『かみさまとのやくそく あなたは親を選んで生まれてきた』(98分)監督:荻久保則男
『サッドティー』(120分)監督:今泉力哉
『シンプル・シモン』(86分)監督:アンドレアス・エーマン
『神宮希林 わたしの神様』(96分)監督:伏原健之
『聖者たちの食卓』(65分)監督:バレリー・ベルトー、フィリップ・ウィチュス    
『それでも夜は明ける』(134分)監督:スティーヴ・マックイーン
『そこのみにて光輝く』(120分)監督:呉美保
『ダブリンの時計職人』(94分)監督:ダラ・バーン
『チョコレートドーナツ』(97分)監督:トラヴィス・ファイン
『罪の手ざわり』(129分)監督:ジャ・ジャンクー
『トム・アット・ザ・ファーム』(102分)監督: グザヴィエ・ドラン  
『百円の恋』(113分)監督:武正晴
『ホドロフスキーのDUNE』(90分)監督:フランク・パヴィッチ
『マザー』(83分)監督:楳図かずお  
『リアリティのダンス』(130分)監督:アレハンドロ・ホドロフスキー

特別招待
『荒武者キートン』柳下美恵伴奏つき(68分)監督: バスター・キートン 、 ジャック・ブリストーン  
『アカルイミライ』(116分)監督:黒沢清
『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』(90分)監督:バンクシー
『第七天国』柳下美恵伴奏つき(110分)監督: フランク・ボーザージ
『眠り姫』(80分)監督:七里圭
『わたしはロランス』(168分)監督:グザヴィエ・ドラン
『聴こえてる、ふりをしただけ』(99分)監督:今泉かおり

※ほかシークレット作品あり

料金
1作品(一般/ユース(22歳以下)・シニア/UPLINK会員):¥1,300/¥1,100/¥1,000

イベントサイト:http://www.uplink.co.jp/news/2018/52883

※サービスデー適応外
※特別料金を除く
※1月1日(火・祝)は休館日



□“浅井 隆”インタビュー

・その男、カルチャーにつき──アップリンク代表 “浅井 隆”インタビュー

(その1)
http://tyo-m.jp/archives/37007

(その2)
http://tyo-m.jp/archives/37041

(その3)
http://tyo-m.jp/archives/37129


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